Claudia Ahlering 個展
Natural Base
Claudia Ahlering 個展 - 絵画
ヒロマート・ギャラリーでは、ドイツ・ハンブルクを拠点に活動するドイツ人アーティスト Claudia Ahlering(クローディア・アーラリング)の個展『Natural Base』を開催いたします。
今展で、アーラリングは風景と自然の絵画の可能性を追求しています。18世紀、19世紀ロマン主義の名画からインスピレーションを得て、モダン・ペインティングで何ができるのかを深究し制作された新作のペインティング作品を発表いたします。
2年振り、3度目の個展となる今展「Natural Base」は、細部まで描かれた絵と余白の対比を活かした色彩豊かな油画とモノクロームの水彩画で構成されます。
また、毎回好評いただいている彼女のユニークなインクドローイング・シリーズの新作も発表いたします。ドローイング作品は、自由、メンタル、より理性的に解釈いただける作品となることでしょう。
<作家> Claudia Ahlering(クローディア・アーラリング)
<展覧会名> Natural Base
<会期> 2014年10月24日(金)〜11月30日(日) 午後1時〜7時
(休廊:月、火)会期以外のご来場はご相談ください。
<オープニング・レセプション> 10月24日(金) 6:00pm (作家を囲んでのレセプションを予定しています)
アーティスト・ステートメント
私は昔の巨匠たちの絵画がモダン・ペインティングと同じぐらい大好きです。「リアリスティック・アート」に属し、私は具象絵画の芸術的な表現の可能性に着目しています。絵画とドローイングにおいて特別なムードを見つけ出そうとしています。同時に、制作過程では、表現手段と人生についてよく考えます。ペインティングの素材を創作するよりも、自分の興味をフィルターにかけ、注意深く観察し追求したいと思っています。
対照的に、ドローイングでは、制限なく物事を創作し、ここに、私自身が出来る限りの虚構となります。それら2つの表現形式は、相互で全く異なった方法が使われています。でも、私にとっては、どちらの手法も人生を熟考するのに必要なのです。
1972年、ディープホルツ郡生まれ。
1991年よりファインアートと絵画を学んだ。2004年、スカラシップを受賞しパリの美術学校エコール・デ・ボザールでも絵画を学んだ。フィギュラティブ・ペィンティングでのエリーゼ賞(ドイツ北部)を2004年に受賞している。同年、初個展がKunsttreppe Hamburgで開かれ、今までにハンブルク、ロンドン、東京のギャラリーなどで9回の個展が開かれた。 国内外で開催されたグループ展にも多数参加している。
彼女の初のグラフィック・ノベル「Ghetto Brother」(文・Julian Voloj 絵・Claudia Ahlering)は、2014年にフランスで出版され、2015年には、ドイツ、アメリカ、スペインでの出版も予定されている。現在、ドイツ・ハンブルク在住。
Education
École-des-Beaux-Arts, Paris: 2004-2005
HAW Hamburg: 2004, Finals grade: Diploma,
Fachhochschule Münster: 1996-1999
Apprenticeship glasspainting: 1994-1996,
Fine Arts, Fachhochschule Hannover: 1991-1993
作品画像 トップ:「Süllberg」(スールブルク)、下1:「Landscape 1」(風景1)、Oil on canvas、40x50cm、
下2:「Spiegelung」(Reflection/反映) Watercolor on paper、29x42cm
下3:「Camping」(キャンプ) Ink on paper
読売新聞夕刊 (2014年10月28日)に掲載されました。
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